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なぜクンニリングスは気持ち良い?
女性の体でもっとも敏感なのはクリトリスだといわれています。「もし、クリトリスが包皮におおわれていなかったら、女性は感じすぎて自転車にも乗れないだろう」などという医学者もいるようです。それほど敏感なクリトリスを、指よりも柔らかい唇や舌を使い、唾液が潤滑液の役割も果たしてくれるクンニリングスは、女性に対して最も快感を与えやすいテクニックです。「手指よりも口でしてもらったほうが気持ちいい」というのは男性もよくわかりますよね。
男性も女の人の手でペニスをこすってもらうより、口でフェラチオしてもらったほうが気持ちよく感じるはず。
これはやはり、手の皮膚よりも舌や唇の方が柔らかく、唾液で濡れていることもあって滑らかなためです。でも、フェラチオやクンニリングスの気持ちの良さは皮膚感覚だけではない、心理的なものもあるはずです。女性器も男性器も、排泄器官と密接しているために、心理的には「汚い」、「恥ずかしい」という気持ちがあります。女性は、そんな場所に口をつけてもらうことで、自分の全てを受けいれてもらえたような気持ちになって、実際に感じている快感以上に気持ちよく思えるということもあると思われます。
では、男性はどうしてクンニリングスが好きなのでしょう?男性は女性器を舐めても自分自身が快感を感じることはありません。もちろん、女性が普段隠している最も恥ずかしい場所に口をつけるという喜びの感情はあるでしょう。でも、それだけでは、男性のクンニリングス好きの説明はつかないように思います。精神分析の用語で口唇愛( 口唇性愛) というものがあります。
これは、キスや喫煙、爪を噛む癖、食べること、飲むこと、フェラチオやクンニリングスをすること、管楽器を演奏することなどによって口や唇が刺激されることから得られる感覚的快感のこと。
有名な精神学者のフロイトは人間の発達段階を『口唇期( 0 歳~ 1 歳半) → 肛門期( 1 歳半~ 3 歳頃) → 男根期( 4 ~ 6 歳頃) → 潜伏期( 6 ~12歳頃) → 性器期( 12歳以降~ ) 』と区分していて、それぞれの発達段階におい誕生後に赤ん坊は生きるために母親からの授乳で栄養を得ます。この誕生してから一年半くらいの間を口唇期と言います。乳乳児は母親から授乳で命を保とうとする本能があります。乳児が快感を感じるのは授乳時に乳房に唇が触れる時です。乳児はしゃぶるとか吸うという行為で口唇の粘膜に刺激を与え、快感を得ることで精神的な満足感を得るのです。
この精神的な安定を求める行為がその後、成長してから子供時代の指をしゃぶったりする行為や大人になってからの喫煙などの行為に繋がります。
さらに、キスも精神的な安定を得るという意味で口唇期の名残りで、もっと言うと、フェラチオやクンニリングスも口唇期の名残なのです。口唇期の名残によって、男女はキスを好み、女性はフェラチオを好み、男性はクンニリングスを好む。中でも、異常にフェラチオやクンニリングスが好きな女性、男性は幼児期に十分に母親の乳首を吸わせてもらえなかった可能性があります。
それから、ちょっと余談になりますが、マクドナルドのマックシェイクの粘度が高い理由は、母乳を飲んだ時の速度と同じになるようにしてあるのだそうです。マックシェイクを飲みながら、母乳の記憶、幼児期の「口唇欲求」の充足に恍惚とするという戦略なのです。いかにも販売に心理学を多用するマクドナルドらしい戦略です。
男性にとってのクンニリングスのメリット
女性はクンニリングスによって強烈な快感を得ることができます。一方で男性は、好きな女性の性器を舐めるという、心理的な喜びはあっても、クンニリングスによって肉体的な快感を得ることはありません。でも、男性にもクンニリングスをする大きなメリットがあります。男性の性の悩み、勃起不全( ED ) と早漏。男性自身も満足できないし、パートナーの女性も満足させられないという二重苦の問題。
でも、もし貴方が勃起不全や早漏であっても、クンニリングスが上手ければ、それだけで相手の女の人に快感を与えることができるのです。相手の女の人によっては、オーガズムに達してもらうこともできるかもしれません。そうすれば相手の女の人も満足できますし、男性の側も『自分はちゃんと、いつでも女性を気持ちよくさせてやることができるのだ』と考えることができるので、自信を失わずに済むのです。
クンニリングスの手順
クンニリングスの基礎の基礎、クンニリングスの最大のコツはテクニックよりも力加減です。女性の皮膚感覚は男性の10 倍以上も敏感だと言われています。指も唇も舌も力を抜いてソフトに、優しく、時間をかけて、が基本です。
ほとんどの日本人男性のクンニリングスは強すぎるようです。あと、クリトリスに集中しすぎです。いきなりクリトリスを刺激するのはやめましょう。周囲からゆっくり、じんわり、優しく。これを実行するだけで貴方のクンニリングステクニックは格段に向上します。それでは、クンニリングスの手順を解説していきます。
まずは羞恥心を和らげる
クンニリングスされるのが大好きな女性もいれば、クンニリングスはどうしても恥ずかしくて、してもらっても気持ちよくなれない、という女性がいます。クンニリングスに抵抗がある女性の最大の理由は、羞恥心です。明るいとことで好きな男性に自分の股間を開くだけでも恥ずかしいことなのに、そこを舐められてしまう。それに加えて臭いも、味も気になるし。そして、女の子の中には、自分の性器の色や形にコンプレックスを持っている場合もあります。
特に始めてのクンニリングスはどうしても恥ずかしいもの。そんな女性にどう対処したらいいのか。恥ずかしさの原因は、「性器の形や色が変だったら」「嫌われるのでは」というものです。ですから「すてきだよ」「きれいだよ」などの言葉が、羞恥心を取り除く第一歩です。また、恥ずかしいと思う女性は、クンニされると思うと、それだけで緊張してしまうものです。この緊張は、セックスにおいては大敵です。
男性の場合、緊張が原因で勃起不全( ED )になってしまう場合も多いのです。女性でも緊張は快感の大敵なのです。大事なのはクンニリングスにいたるまでに、女性を十分にリラックスさせることが大切です。例えば、明るいところで、いきなりパンティーをひき下ろし、股間を広げてクンニリングスをするのは、あまりにデリカシーがなさすぎです。クンニリングスに慣れていない女性の場合は、女性が納得するまでシャワーで性器をキレイに洗わせてあげましょう。この時は女性を一人にして洗わせてあげた方が良いです。そして、部屋を薄暗くするとか、蒲団をかぶった状態で男性が潜り込んでクンニするとかしましょう。
一番のお勧めは、一緒にお風呂に入ってリラックスしたあと、ベッドに移って女性をうつぶせにして、オイルマッサージをしてあげること。女性が心身ともにリラックスしてきたところで、腰やおしり、太ももなど、感じるところをやさしくマッサージしてあげます。すると、女性器が濡れてきて、なんともいえない、むずがゆいような快感が下半身を覆います。この時も部屋は薄暗い方がいいでしょう。こうされると、いくら恥ずかしがりの女性でも、アソコに触れて欲しい、と思うものです。
そのタイミングで、女性からは見ることのできない後ろから、男性がそっと女性器にキスをするのです。まだ恥ずかしさは残っていても、快感の方が勝るでしょう。そのままやさしいキスを続け、やがて本格的なクンニリングスに移行すればいいのです。
周囲から攻める
クリトリス、特に陰核亀頭はとても敏感ですから、いきなりそんな所に触れたり舐めたりしてはいけません。まずは、クリトリスから離れた外から攻めるのが基本です。ディープキスから乳房、乳首などへの前戯が終了したら、女性を仰向けに寝かせた状態で膣周辺と太ももを舌と口を愛撫します。この時にクリトリスは意識して外します。早くクリトリスに触れて欲しいという女性の期待を裏切り、焦らせることで興奮させるのです。
この「焦らせる」という行為は、キスにおいてもクンニリングスにおいても、挿入においても、とても大切なポイントです。女性は焦らされれば焦らされるほど、快感が高まり、ヴァギナは濡れそぼり、男性の舌が、そしてペニスが欲しくて欲しくてたまらなくなるものです。男性も若いうちは、我慢できなくてすぐに挿入したくなりがちですが、女性の性感、オーガズムは男性のように射精したらお終いという単純なものではありません。女性は身体中が性感帯であり、あちこちの性感帯をじんわりと愛撫されることで本当の、そして最高のオーガズムを感じることができるのです。
さて、クリトリス近辺は避けて女性の下腹部を優しく撫で、へその周辺を丹念に舐め、陰毛が茂る恥丘を愛撫します。意外に思われるかもしれませんが、女性の陰毛にも性感があります。快感自体は小さいようですが独特な快感があるのです。唾液をたっぷりと絡めて恥丘部分を舐めてあげたり、下から上に舐めあげます。それから内ももへと移り、手のひらで、さすったり、揉んだりしながら、優しく唇と舌を這わします。特に太ももの内側の足の付け根の部分、鼠径部と呼ばれる部分はリンパや細かい神経が集まっていて触れられるとゾクゾクとした気持ちよさがあります。舌先でかすかに触れるように舐めて彼女にゾクゾク感を与えていってください。
手のひらで
太ももから鼠径部を愛撫され、男性の手や顔が性器に近づくにつれ、女性は「早く早く」と期待感をいだき、クンニリングスに慣れていない女性の場合だったら、不安と恥ずかしさ、そして期待が入り交じって、脚を閉じようとしたり、体をよじらせたり、上づさりしたりする事もあるかもしれません。もし、女性が嫌がる素振りを見せたら、強引に脚をこじ開けたりしてはいけまん。女性は男が思う以上に、ロマンティストな生き物です。優しく、ソフトに太ももや膝の裏側、お尻、へその周辺を愛撫し、時間をかけて女性の緊張をほぐしてあげましょう。
そうすれば、やがて女性の方から、脚を開き、男性の愛撫を受け入れてくれるようになります。そうなったら、最初は手のひら全体で性器を包み込むようにして、手のひらをゆっくりと振動させ、じわじわと優しく、性器全体を愛撫してください。この時に重要なのが、空いた片方の手と口による愛撫です。女性器を優しく愛撫しながら、もう片方の手と口で、胸や乳首を刺激し、時に優しくキスをしましょう。この複合的な愛撫が、女性をより興奮させ、女性器からは、愛液がにじみ出てくるはずです。
大陰唇の攻め方
女性器の外側、太ももや恥丘、鼠径部を十分に愛撫したら、いよいよ女性器です。
大陰唇は女性器の一番外側を包み、男性でいえば陰嚢( 玉袋) にあたります。大陰唇は脂肪組織が発達していて女性器を保護する一方ふんわりとしたクッションの役割を果たしています。
男性も陰嚢を舐められると、くすぐったいようなじんわりとした快感を感じられるように、女性も大陰唇を舐められると、穏やかな快感を得ることができます。男性の陰嚢も陰毛に覆われていますが、女性の大陰唇も陰毛に覆われているので、クンニリングスが好きな男性でも大陰唇を丁寧に愛撫する人は少ないようですが、ここを丁寧に愛撫してあげると、じわじわとくる快感が大陰唇のひだを広がっていくのです。大陰唇を舐める前に重要なのが指での愛撫です。いきなり舐めるより、まず指で刺激してあげることによって焦らし、これから舐めてもらえることへ期待感でどんどん愛液で潤っていくのです。
その愛撫の方法ですが、人差し指、中指、そして薬指の3 本で大陰唇をおおい、優しく振動させます。この3 本の指を合わせた幅は、ちょうど性器の幅とも同じになり、女性は、この3 本の指の振動の刺激でゆるやかな快感を感じます。この時の振動のさせ方はゆっくりと、およそ0.8 秒に1 回の割合の振動が最適です。人間が作り出す振動で一番快感が得られるのは心臓の鼓動の周期( 心周期) である0.8秒間隔の振動だとされています。0.8秒というのは生理学的に色々な意味があり男性が射精する時の間隔が0.8 秒。そして女性が絶頂を得た時の膣の収縮間隔も0.8秒です。愛撫にも0.8 秒に1回というリズムは効果的なのです。0.8秒に1 回という間隔はわかりにくいので、平常時の心臓の鼓動、脈拍を自分で感じてみてください。
クリトリスの構造は、一番敏感な陰核亀頭を頂点にして、左右に陰核脚というのが伸びています。この陰核脚は、男性のペニスで言うと竿( さお) の部分なのですが、大陰唇の裏側と言うか体内に入った部分に陰核脚があって、大陰唇を指で振動させることで、このクリトリスの本体とも言うべき陰核脚が、男性がペニスの竿をこすられた時のような快感を感じることができるのです。
3本の指で大陰唇を震わせて、体内の陰核脚を十分に刺激した後に、人差し指と薬指で大陰唇をゆっくりと撫でます。この時、貴方の中指は、愛液がにじみ出てきているのを感じるはずですが、ここではまだ指を中に入れてはいけません。
指による刺激の次に、舐めに入ります。この時、強くベロベロと舐めるのではなく、唾液で濡らした舌先でチロチロと素早く舐めまわします。
思い出してください。女性の大陰唇は、男の陰嚢にあたります。貴方がフェらされる時に、陰嚢は強く舐められるより、やはり女性の濡れた舌先でチロチロとされた方が気持ちが良いはずです。唇で軽く挟んだり、舌全体で舐め上げたり、時には大陰唇を吸い込んでみてください。この時にチュウチュウと音を立ててあげると女性はより興奮します。
小陰唇の攻め方
だんだんと核心へと近づいていました。次は小陰唇への愛撫です。
小陰唇は大陰唇の内側にあり、一対のうす茶色の花弁のように見えるヒダヒダの部分です。この小陰唇はペニスの挿入時に、その陰茎に巻きつくような刺激を与える機能もあるとか、オシッコが散らないための方向器だとかいう説もあるようです。小陰唇は、とても性感の強い部分で、クリトリスと同じように性的刺激を受けると充血・膨張します。ちなみに小陰唇が黒ずんでいるのは遊んでいる証拠だという俗説がありますが、根拠はありません。単なる色素の問題です。
さて、小陰唇の愛撫の方法にいきましょう。大陰唇を丁寧に愛撫した後であれば、既に、ヴァギナは、愛液で濡れているはずです。大陰唇を人差し指と中指で開くと、たっぷりと濡れた小陰唇に達します。先程も言ったように小陰唇もたいへん敏感な性感帯なので、ここへの愛撫も優しく、ゆっくりと行ないます。まず、ヴァギナからあふれている愛液を指につけて、小陰唇のヒダをすべらすように撫でます。そうすると、小陰唇が快感で充血して膨らんできます。
ここで舌を使います。舌での愛撫の場合も、愛液を舌ですくって十分に舌を濡らして行ないます。小陰唇は、普段はよけいな雑菌などが入らないように、閉じられていますが、ここまでの愛撫で、少し開きかけていると思います。それを、さらに舌先を使って、閉じられた小陰唇をやさしく押し開くように、上下にツツーと舐めあげます。これを優しく優しく繰り返し、割れ目がきれいに左右に開くまで舐めあげます。小陰唇の割れ目が愛液と唾液でテラテラと光ってきたら次です。小陰唇の右側のヒダヒダの外側の、大陰唇との間の溝を濡れた舌先でツーと上下になぞり、同じことを左側にもします。
次は、小陰唇の内側を舌でなぞりますが、割れ目( ヴァギナ) にあまり深くは入り込まないようにしてください。ヴァギナへの愛撫は後でたっぷりとします。ここでは、あくまで小陰唇の内側の側面を舌先で舐めあげていきます。これも左右します。そして今度は小陰唇を唇で挟んで軽く引っ張ったり、吸ったりして刺激しましょう。
ここまでくると、小陰唇は興奮で充血し、おそらくヒクヒクと淫らに動いているはずです。
クリトリスの攻め方
さて、いよいよ最も敏感な陰核亀頭、クリトリスです。
クリトリスへの愛撫でも大事なのは優しさです。クンニリングスで男性がやってしまう失敗の一番が、クリトリスへの強すぎる愛撫です。女性はクリトリスが一番の性感帯だからと頑張りすぎてしまう。これがいけないのです。男性は自分のペニスのことを考えてみてください。フェラチオでもオナニーでもペニスの先端、亀頭を舌や指で触れると、ものすごく気持ちがよく、体の他のどの場所よりも強い快感を感じますが、亀頭の刺激だけでオーガズム、つまり射精に至ることはないはずです。逆に亀頭だけを強く、長時間刺激されると痛みを感じるようになります。女性のクリトリスの先端、陰核亀頭も同様です。
クリトリスの突起は、発生的に男性の亀頭と同じです。この部分の性感は男性の亀頭の10~20倍位あるといわれ、それだけに強い刺激は、禁物なのです。強すぎる刺激を与えると、女性は快感よりも痛みを覚えてしまいます。優しく、ソフトに。これが基本です。
では始めましょう。
まず、陰核亀頭を包む、クリトリスフードをしっかりと剥いて、クリトリスを完全に露出させてください。その上で、触れるか触れないかのごく軽いタッチで愛撫していきます。クリトリスフードは無理矢理剥かれると痛いので優しく脱がせましょう。簡単な脱がせ方は、指で割れ目の始まり部分をヘソ側に引き上げて割れ目の縦筋を伸ばすようにします。クリトリスのフードも自然に引き上げられ、クリトリスの先端が少し顔を出します。触るか触らないかの微妙な触れ方で、ゆっくりと指を上下に動かしましょう。指は女性の愛液で十分に濡らしておきます。あせらずに、このゆっくりした愛撫を続けてください。
やがて女性は、喘ぎだし、快感で身を波打たせ出します。そしたら今度は中指を円を描くように動かしていきます。指先で円を描くように、揉むような刺激を与えます。この場合も軽いタッチとゆっくりとしたスピードが大切です。そして、指の上下運動と円運動を交互に行うのも効果的です。感じやすい女性なら、これでイッてしまうこともあります。指での愛撫の次は、口での愛撫です。
ここでも基本は優しくソフトにです。クリトリスに濡れた舌先を当てて、上下左右に動かします。舌先にクリトリスの丸い突起を感じながら上下左右に往復させます。くれぐれも舌の力を抜いて、舐めることにひたらす集中します。舐めるスピードについては、これは一概には言えません。女性によって好みのスピードがあります。まずはゆっくりとしたスピードで始め、女性の感じ方を確かめながら調整してください。
クンニリングス、特にクリトリスを舐めるコツはいかに優しくなめられるかにかかっています。よく「高速クンニ」などと言う言葉をAVなどで見かけますが、私の経験では速ければいいというものではなさそうです。鍵は一定のリズムにあります。クンニリングスの前半、中盤は遅く、速くと変化があってもいいのですが、女性をクンニリングスでオーガズムにまで導いたいのであれば、フィニッシュは一定のリズムの舐めが不可欠です。
舌だけでの舐めの次に、口全体でクリトリスに吸い付きます。唇を丸くすぼめて、クリトリス全体にやさしく吸い付くのです。吸い付いたまま、クリトリスを軽く吸い込むようにしたり、吸い付いたまま舌先で軽くクリトリスをグルグルと舐めまわします。チュパッチュパッと音を立てながら吸っては離すというのも、音による刺激も加わって、効果的です。女性によって感じ方、感じるポイントは様々なので、ここまでの女性の様子を見ながら、女性が最も感じる方法を見つけ出し、最後はその方法で一定のリズムで刺激し続けることがクンニリングスで女性をイカせるコツです。男性も射精の寸前はセックスでもフェラチオでもオナニーでも一定のリズムのはず!
もし女性がクンニリングスだけでいけそうになかったら、指を一本だけヴァギナに挿入します。でも、AVで男優がやるような指マンで激しくやるのではなく、人差し指の第二関節くらいまでをヴァギナに入れて、入り口およびヴァギナの入り口近くの天井部分をゆっくり擦る感じでさわってください。ここはクリトリスの本体の部分で、いわゆるG スポットと言われる場所です。これで9 9 % の女性がイクことができるはずです。またクリトリスへの愛撫中も、空いた手での乳房や乳首などへの同時愛撫も忘れないでください。
また女性はクンニリングスでイキそうになると、たまに逃げるようなしぐさをする女性がいます。オーガズムの経験が少ない女性が特にそのような行動をとるようです。そういった女性をイカせるときは、足や腰を自分の両腕でしっかりと固定します。女性が逃げられない体勢をつくってからイカせるために最後の追い込みにはいります。クンニリングスで一度イカせた後にペニスを挿入することで、今度は痙攣するほどイカせることも可能です。